2022/04/11
34.新しい男と新しい女の召命
【参考】1. 本ブログ№25、2. 本ブログ№29,33、3. 本ブログ№29、4. 本ブログ№30,31
Maria K. M.
2022/04/11
【参考】1. 本ブログ№25、2. 本ブログ№29,33、3. 本ブログ№29、4. 本ブログ№30,31
Maria K. M.
2022/04/04
イエスは、「天の国のために自ら進んで宦官となった者」になることを、主に男性の弟子に勧めた1。それは、男性の体が性衝動を制御できるように造られているからだ。男性の体は、新しい精子を補充するとき、古い精子は体内に吸収されるよう機能する。外性器を尿道と兼用しているため、精子も尿のように溜まれば排出しなければならないと捉えている人がいるかもしれないが、それは錯覚だ。一方で卵子は、女性がその母の胎内で胎児であったときにその数が確定し、女性が誕生後新たにつくられることはない。成長した女性の体内で卵子は成熟し、卵管に出てくる。精子と出会わず受精卵にならなかった卵子は、出血を伴ってはがれる子宮の一部とともに、体外に排出される。成熟した卵子が出てくる排卵は、女性の意志とは無関係に起こり、このとき女性は数日間の発情期に入る。そこで神は、マリアを神の独り子を身ごもるために特別に準備した。マリアには聖霊が降り、いと高き方の力に覆われた2。それは、その体が「天使に等しい者」になったという事を意味していた。イエスは、サドカイ派の人々に次のように答えたとき、自分の母をイメージしたに違いない。「この人たちは、もはや死ぬことがない。天使に等しい者であり、復活の子として神の子だからである」(ルカ20:36)。福音書に書かれた記事を読むと、死者の中から初めに復活したイエスは、見た目には普通の人と変わることがなかった。マリアも同じようであったので、彼女自身はもちろんのこと、誰一人彼女の身に何が起こっていたか気付かなかっただろう。イエスは、「なんと幸いなことでしょう、あなたを宿した胎、あなたが吸った乳房は」(ルカ11:27)と声を張り上げて言った女に、「むしろ、幸いなのは神の言葉を聞き、それを守る人である」(ルカ11:28)と応じ、また、母に向かって「女よ」と呼びかけていたのはこのためだった3。これらの事から推測すると、天使の言葉に従って、マリアと胎内の子イエスを家に迎え入れ、イエスの地上の父となったヨセフは、ベトレヘムで非常に稀有なお産に立ち会った。それは、まるでイエスが空の墓を残して復活したような光景だったに違いない。ヨセフは、これを見てすべてを悟り、神を畏れ、知らずとも「天の国のために自ら進んで宦官となった者」として生涯を生きた。マリアとヨセフの人生の選択は、キリスト者に、新しい男と新しい女の人生を受け取る可能性を切り開いた。
【参考】1. マタイ19:12、2. ルカ1:35、3. ヨハネ2:4,19:26
Maria K. M.
2022/03/28
【参考】1. 黙示録 ①1:3、②14:13、③16:15、④19:9、⑤20:6、⑥22:7、⑦22:14、2. 黙示録3:20
Maria K. M.
2022/03/21
2022/03/14
【参考】1. マタイ26:28、マルコ14:24、ルカ22:20、2. ヨハネ6:44、3. ヨハネ19:25~26、4. 本ブログ№18、5. エレミア31:31~34、6. 出エジプト記12:1~7
Maria K. M.
2022/03/07
前回の考察を続ける。なぜモーセは、離縁状を渡して離縁するように命じたのか、というファリサイ派の問いに、イエスは、「あなたがたの心がかたくななので、モーセは妻を離縁することを許したのであって、初めからそうだったわけではない」(マタイ19:8)と答えた。離縁がモーセの裁量の結果であったということは、結婚が人間の作った社会制度であり、そこにはすでに困難を抱えた男と女の関係が内包されていたということを物語っている1。イエスは、神の創造の業をダイレクトに受け取る新しい男と女のために、新しい役割を持って遣わされて来た。そこで、弟子たちに、「天の国のために自ら進んで宦官となった者もいる。これを受け入れることのできる人は受け入れなさい」2と勧めた。使徒言行録にも登場するように3、当時、有利な地位に就くために自ら進んで命がけで去勢し、王や後宮に仕える宦官と呼ばれる男性たちがいた。しかし、この時「天の国」を知っていたのはイエスだけであったから、「天の国のために自ら進んで宦官となった者」とはイエスご自身を指していた。イエスは、彼の弟子たちに、師に倣って、去勢なしの宦官になることを求めたのである。弟子の中でも男性である使徒たちにとって、去勢をしてまで官職に就こうとする者のたとえは、身に迫るものがあったにちがいない。彼らが天の国のために師に倣うことを受け入れたことが、最期の夕食の席で、イエスが御父に「彼らはあなたの言葉を守っています」(ヨハネ17:6)と報告したことから分かる。イエスは、世に残る彼らのために、御父とご自分が一つであるように、聖霊と彼らが一つになることを御父に願った4。復活後、イエスが罪を赦す権能を授けた使徒たちは、降臨した聖霊によってキリストの聖体を生み出す役割を担う。み言葉であるイエスは、神の母性を持つ男性として世に生まれた。なぜなら、御父が父である神であるのに対して、「万物は言によって成った」(ヨハネ1:3)と書かれている通り、み言葉は母である神だからである5。聖霊はイエスの代理者として神の母性を持って降臨する。肉体を持たない聖霊が、神の母性を持つ男性であるイエスについて証しするために6、イエスは、ご自身と同じ男性の弟子を選んで使徒と名付けた。初めからイエスと一緒にいた彼らも、聖霊の助け手として証しするからである7。イエスは、新しい男に神の母性を持つ聖霊の助け手という新しい役割を与えたのだ。
【参考】1. 本ブログ№27、2. マタイ19:12(日本の聖書はここで「宦官」と訳していない)、3. 使徒言行録8:26~39、4. ヨハネ17:11、5. ヨハネ1:1~4, 本ブログ№26、6. ヨハネ15:26、7. ヨハネ15:27
Maria K. M.
2022/02/28